読書メーター読書メーターに記録している読んだ本を1か月分まとめました。

 

本4月の読書は… 

新刊と再読、絵本と小説と漫画、好きだと再認識する作家。いつもと同じようで、読む本はまったくちがう、そんなひと月。いい読書体験をした、今月も。
 

大学4年間で絶対やっておくべきこと 恋愛・学業・友人関係がうまくいく50のルール大学4年間で絶対やっておくべきこと 恋愛・学業・友人関係がうまくいく50のルール
2024年3月発行。書店の棚でみかけてパラパラ見てみたら興味を惹かれて。4月から2年生になる三男が読むかな?と思いつつ、帰りの電車で読了。バイトやサークル以外で何に打ち込んだか?なかなか難しい。見聞を広めるのも大事と思う。
読了日:04月01日 著者:森川 友義
芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら
【Top Coatのマネージャーの心意気】2023年10月発行。インタビューを文章化したユニークな本。菅田将暉ファンなので所属芸能事務所のHPを見たとき、あれ、この人もあの人も?と所属アーティストの顔ぶれを見ていた。木村佳乃、佐々木希、松坂桃李、萩原利久、杉野遥亮、夏子、TAKAHIRO、中村倫也が考えるマネージャーの仕事、存在について、そしてイニシャルでマネージャー陣が語る仕事についたきかっけや現在の仕事内容、必要な資質、アーティストとの距離感。マネージャーは人が人を育てる尊い仕事。おもしろかった!
読了日:04月01日 著者:株式会社TopCoat
彼女たち彼女たち
【Our Stories】2023年10月発行。桜木紫乃×中川正子。ねこのジョンの視点から見たイチコさん。学校に行かずに大人になりその後大学教員になる。『すばる』で読んだ「情熱」の登場人物とかぶるけれど、あちらは夏海さん。そしてモネさん、ケイさんと、それぞれのストーリー。ミルクコーヒーという共通のやすらぎ。繰り返し何度も読んだ。
読了日:04月02日 著者:桜木 紫乃
文藝春秋2024年2月号文藝春秋2024年2月号
有働由美子対談 小泉今日子。バラエティーに絶対出たくないのは「くだらないから」。
読了日:04月02日
金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)<完> (講談社コミックス)金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)<完>
【薔薇十字館殺人事件】2013年6月発行。ローゼンクロイツからのメッセージで指示に従った招待客。「地獄の傀儡師」を名乗る逃亡中の高遠遥一、素性がバレる。「ジッチャンの名にかけて」のセリフが今回は頭に「名探偵と言われた」がついている。キーワードは「火」。招待客共通の過去とは。謎の人物は謎のまま。
読了日:04月04日 
くまくんまちへいくくまくんまちへいく
【魔法のえんぴつ】1994年7月発行。くまくんが手にしているのはは魔法のえんぴつ。まちへでかけて大勢の人間が行きかう中、たおれてしまう。そこへやってきたねこ。お店のショーウィンドウにパディントンらしきぬいぐるみ。えんぴつでねこに食べ物を書き、つかまったねこを追いかけるためローラースケートを書き、はしご、ドアを書いてほかの動物たちも開放。番人のおじさん、怖い!「バナナのかわが いいようね」。さらに「びょうをいくつかかきましょう」。最後にくまくんが書いたのは…。くまくん自身はここにとどまらないようだ。【96】
読了日:04月05日 著者:アンソニー ブラウン
まじょの すいぞくかん (こどものとも絵本)まじょの すいぞくかん
【なんだかへんよ、このすいぞくかん】2023年9月発行、2000年8月「月刊こどものとも」。もりの中に突如建っていた「もりのすてきなすいぞくかん」。中はうすぐらく、すいそうのなかでゆらゆらしているのは…水槽の中から声が聞こえ、そのとおりにしてみると!まじょの手の指がまさにそれっぽくて怖い。「マジョイカモドキ」とぶたが命名。最初に落ちていたはがきの謎も解ける。まじょが持っているふたつの紙袋はなに?『まじょのかんずめ』も再読したい。【97】
読了日:04月06日 著者:佐々木 マキ
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 17
【三月町の三日月堂・出前】2023年9月発行。将棋のことはさておき、三日月堂3代目あかりの工事現場へ3時のお茶の出前!「やりおる!!あの娘っこ!」茶店「カトレア」「お肉のタムラ」「文具のサトウ」までもが毎日一時間、午後3時から4時までの現れて消えるオアシスに…。さらに「銀座物語」で電気圧力なべの魔法? 久しぶりに家電屋に行ったら電気圧力なべがずらり並んでいてびっくりしたものだった。あとがきの夢に出てきたぶんちゃんの話に「!!!」
読了日:04月06日 著者:羽海野チカ
金田一少年の事件簿 黒魔術殺人事件 (講談社コミックス)金田一少年の事件簿 黒魔術殺人事件
2008年8月発行。図書館の利用者さん返却本。はじめの友人でプログラマーの井沢研太郎の依頼でいっしょに訪れた葡萄の館、別名呪われた屋敷「黒魔術の館」。呪いの人形と同じ状態で殺されるのは…。地獄の傀儡師高頭遥一登場。真犯人とその動機は…。読了日:04月07日 
ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (2)
(再読14)映画DVDを観たので広島編を読む。設定が変わっているのは少しだけ。
読了日:04月08日 著者:田村 由美
ゆめみるたっちゃん (おはなし広場)ゆめみるたっちゃん
【おおきくなったらなんになる?】1993年7月発行。工藤直子・文 広瀬弦・絵。たつのこたっちゃんの夢は「で~っかいりゅうになりたいな」。毎日、りゅうの一部に出会う。最後にりゅうの全部に会う!その大きく美しい姿!語り口調もユニーク、絵の線もなんとも味がある。【98】
読了日:04月08日 著者:工藤 直子
ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (3)
(再読15)広島編。映画のセリフは漫画では吹き出しからはみ出ているところまでけっこう忠実に。このセリフこそ肝だものねぇ。
読了日:04月09日 著者:田村 由美
ミステリと言う勿れ (4) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (4)
(再読16)広島編完結まで読む。ほんとうの狩集家の子孫の女性が映画では松嶋菜々子!広島から帰るとき「とろろー」と呼び掛けてきた小学校の同級生。人違いってほんとう?この話、その後まだ出てきていないような?
読了日:04月09日 著者:田村 由美
八だいの機関車 (汽車のえほん 12)八だいの機関車 (汽車のえほん 12)
1974年8月発行。パーシー(6)のうぬぼれ。なんと海の中へ。ふとっちょのきょくちょう「きみはまったく強情でわがままな機関車だ」。ゴードン(4)とダック、ロンドンの駅をめぐって言いあい。大はりきりでロンドンへ。大歓迎を受ける。トービー(7)(5)は休みのゴードンの代わりの仕事ですっかり得意に。トービー(7)新米の信号係が水が必要なことを知らなかったため立往生。ジェームズが押す。ふとっちょのきょくちょう、機関車たちをイギリス本島へ連れていく。【99】
読了日:04月09日 著者:ウィルバート・オードリー
ペンギンおんがくたい (どうわがいっぱい)ペンギンおんがくたい
【タンバリンとマラカスで四びょーし!】1998年5月発行。楽譜模様のカヌーでアマゾン川へやってきたペンギンおんがくたい。隊長ひとりだけちょうネクタイ。文章にはないけれどカツラまで。38番目のペンギンが37番目のペンギンにぶつかるというのが定番?オウム、ジャガー(だじゃれを言う)、ナマケモノの動きも四びょーし。【100】
読了日:04月10日 著者:斉藤 洋
本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)本所深川ふしぎ草紙
第一話「片葉の芦」第二話「送り提灯」まで。残りは後日読む。
読了日:04月11日 著者:宮部 みゆき
まじょのかんづめ (こどものとも傑作集)まじょのかんづめ
【ありがたい、たすかった!】(再読17)1999年4月発行、1994年1月「月刊こどものとも」。『まじょのすいぞくかん』と比べ読みしてしまった。同じ文章も多々あり。もちろんちがうところも。ぞう、くま、ぶたそしてゆうびんやさん。まじょの持つ紙袋のラインはこちらは緑色。中身が気になる!【101】読了日:04月11日 著者:佐々木 マキ
まいまいつむろ: うぽっぽ同心十手裁き (徳間文庫 さ 33-14)まいまいつむろ: うぽっぽ同心十手裁き
2010年6月発行。図書館の常連さんからのおすすめで「ぜひ読んで!」とのこと。シリーズ最初から読もうとしたら「この本の『まいまいつむろ』がいい、俺泣いちゃったよ」と。なのでこの一冊から。南町奉行所の臨時廻りの長尾勘兵衛、「うぽっぽの旦那」「老いぼれ同心」などと呼ばれている。「冥途の島」「夜鰹」「まいまいつむろ」の三編。たしかに、息子をおもう父親の気持ち、それが伝わっているのがよくわかる。個人的には佐伯さん(居眠り磐音シリーズにハマった)よりも、この坂岡さんの文体のほうが好み。
読了日:04月12日 著者:坂岡 真
ぱかっ (はじめてえほん 14)ぱかっ
【いないないばあ変形】2017年7月発行。幼児絵本コーナーで人気の作品。「ぱかっ」と開くと何が出てくる?だるまさんの「ため」がたまらん。裏表紙にはママの反応つき。【102】読了日:04月13日 著者:森 あさ子
クレヨンクレヨン
【クレヨンでかいた絵が…】2003年3月発行。つい先日読んだ絵本『くまくんまちへいく』は魔法のえんぴつだったけれど、こちらはクレヨン。こういう偶然の出会いっておもしろい。かいた絵が本物になる。人物がちょっとだけ肉体を持つ棒人間のようなのが効いている。クレヨンがなくなったあとの展開がすてき。【103】読了日:04月13日 著者:藤井 郁子
ペンギンたんていだん (どうわがいっぱい)ペンギンたんていだん
【エンヤラ、ギッコン、ドッコイ、バッタン】2002年10月発行。飛行船で砂漠へやってきたペンギンたんていだん。ゴソリとでてきたサソリはギクリとしてゴクリとつばをのみこんだ。何を調べているのか気になるサソリ、リクガメ、ラクダ。もしかしてあのこと?気にしていることがそれぞれあるのだった。ノートに何を書いていたのか?「オアシスで、もっとペンギンたちとはなしをすればよかったなあ。」と思うお三方。【104】
読了日:04月13日 著者:斉藤 洋
ペンギンたくはいびん (どうわがいっぱい)ペンギンたくはいびん
【ほんとは、ぼくたちは…】2005年11月発行。ふりしきるゆきの中、とてつもなく大きな赤い飛行船が現れる。ギッコン、バッタン。ギッコン、バッタン!おかしな音は、プロペラをまわすペダルの音。ハリネズミ、オオカミ、ヒグマがついていく。それぞれのほしいものが…!ペンギンたくはいびんの五十のペンギンたち全員を描いたページが3か所あるってよ!【105】読了日:04月13日 著者:斉藤 洋
世界 (福音館の単行本)世界
2024年1月発行。じつは大きな「世界」を一場面ずつ切り取っているのがわかる。junaidaさんの中でどんな物語が渦巻いているのだろう?これは描いていてほんとうに楽しいだろうな、と思わせる。読者ひとりひとりに、その時々の物語が生まれ「世界」が作られる。【106】
読了日:04月14日 著者:junaida
す ば る 2024年4月号す ば る 2024年4月号
江國香織「外の世界の話を聞かせて」真実子の両親、帰る。瞳のおばあさんについての陽日の感想。瞳、陽日が渡辺さんたちに誘われて出かけたことに「べつに怒ってなんかいないよ」。「瞳は、他の人たちの話は聞きたくないんだね」「あたりまえじゃん」。連絡が途絶え、瞳が恋しくなる陽日。
読了日:04月15日 
ペンギンかんそくたい (どうわがいっぱい)ペンギンかんそくたい
2007年8月発行。オレンジ色の「せんすいカヌー」で浮かび上がってきたペンギンかんそくたい。「エンヤラ、ドッコーイ!」と海底へ。ウミガメ、クジラの背中にみんなが乗っかる!また飛び込んだら巨大なタコの足!凄い絵だ!天体望遠鏡で空を眺める。なにがなんだかわからないまま、というのがこのシリーズのよさ。海底の色、夕焼けの色がいい。【107】
読了日:04月17日 著者:斉藤 洋
恋の絵本 (3) まっくろいたちのレストラン (恋の絵本 3)恋の絵本 (3) まっくろいたちのレストラン
【いたちの大きなきば】2020年5月発行。島本理生×平岡瞳 瀧井朝世編。いたちが開いたレストランはたちまち評判に。けれど「このきばを見たらみんな来なくなるかもしれない」とずっと背中を向けている。凍った川を渡ってやってきたうさぎのおじょうさまは料理をたいそう気に入る。ある日婚約者を連れてきたおじょうさま。帰りにワシがいたちを襲い…。深い藍色の絵から一転、春の絵。そして新たなレストランの藍色。すてきなおはなし。【108】
読了日:04月18日 著者:島本 理生
新装版 さばくの きょうりゅう (講談社の創作絵本)新装版 さばくの きょうりゅう
【きょうりゅうの涙】田島伸二文、カン ウーヒョン絵。2003年10月発行。砂漠の真ん中の砂の中で1億年も眠ったままのきょうりゅう。真上にオアシスがありいつもつめたい水が恐竜の体を包んでいた。商人たちがお金の分配をめぐって争いがおこる。その言い争いがとても具体的。殺し合いにまで発展。すると恐竜が砂漠の砂から出てきて「なぜなんじゃ。どうしていつもきまって殺し合いをするのじゃろう」と涙。「いったい あと なんねんまてば、静かで平和な地球になるのじゃろう…。」【109】
読了日:04月22日 
ジャッキーのうんどうかい (PICT.BOOK)ジャッキーのうんどうかい
【かけっこの特訓】2006年8月発行。ジャッキーかけっこはいちばんビリだとごきげんななめで練習をおさぼり。散歩の最中、急にくさむらからかえるが出てきていちもくさんに走る。もしかしてすごーくはやく走ったかも?がんばればわたしおにいちゃんたちに勝てるかも?と「もーれんしゅう」。運動会当日、ハプニングで悔し涙。おにいちゃんたちは…。【110】読了日:04月22日 
みつばの郵便屋さん あなたを祝う人 (ポプラ文庫 お 12-11)みつばの郵便屋さん あなたを祝う人
【8年目】2022年6月発行。課長と同様異動のなかった平本秋宏。「そうでもないほうの弟の最高峰」と呼ばれ自身を「才人の弟ではあるが凡人でしかない僕」と言う。みつばにはじめてできたカフェ『ノヴェレッテ』の話題。最後にはたまきとふたりで行く。心当たりのない差出人からの現金書留、「小さいことだけれど奇蹟は奇蹟」と落とした郵便物を受け取った人のブログ「かよかよマヨマヨ」(吹いた!)。おなじみ片岡泉との会話、そして長く同じ地区を配達しているからこその受取人の成長、そして別れ。「アキはね、いるだけで力になる人だよ」。読了日:04月22日 著者:小野寺 史宜
ペンギンがっしょうだん (どうわがいっぱい)ペンギンがっしょうだん
【10作目】2012年5月発行。発声練習も高らかに、掛け声も高らかに飛行船でやってきた五十のペンギン。「ぼくたちは……。」「ペンギンがっしょうだんだ!」と言い放つ。やってきたのはアフリカ。カバ、昼寝をしていたくろひょう、ボテボテと地面に落ちてきたのはシママングース。木からではなく「キのうしろにリンがつく」キリンから。つられて歌いだす。ひとわたり歌うと元の川に戻り去っていく。「ペンギンがっしょうだんって、なにものだったんだろう」「さあねえ。もしかしたら、あんまり暑いから蜃気楼でも見たのかなあ」【111】読了日:04月22日 
ちいさいねずみ (日本の絵本)ちいさいねずみ
【追悼さとうわきこさん】1980年3月発行。細い線で描かれた縦書きの絵本。ちいさいねずみがお月さんに語りかける。「お月さん、あんたはチーズでしょ」おなかがすいてねむれないねずみは「ちょっぴりでいいから、お月さん、かじらっせて」。返事をしないお月さまの表現が独特ですてき。「ちんがりわらっているだけだった」。お月さまの家が遠くの山の上だと思ったねずみは走りはじめ…。ねずみは山の上の木の根っこに住みつく。「お月さんはかじられるのきらいなんだね」。一見地味だけれどとてもいいおはなし。【112】
読了日:04月23日 著者:さとう わきこ
ポスおばあちゃんのまほうポスおばあちゃんのまほう
【オーストラリアの食べ物・野生動物が登場】2003年5月発行。オーストラリアの森の奥に住むポッサムのハッシュと森のまほうつかいのポスおばあちゃん。まほうで黒いウォンバットをピンクにしたり、きむずかしいティンゴをにこにこさせたり、おおきなエミューを小さくしたり。一番のまほうはハッシュをみえなくしてしまう。ところがもう一度見えるようにしようとしたら、そのまほうがわからない。ひとばんじゅうかんがえたポスおばあちゃんは食べ物だったと思い出し、オーストラリア各地に行って名物を食べてみる。すると少しずつ…!【113】読了日:04月23日 
まいまいつぶろまいまいつぶろ
【忠光が下城するゆえ私が大手門まで送ろう】2023年5月発行。八代将軍吉宗の嫡男、のちの家重は十四歳で自らの言葉を聞き取れる少年大岡忠光に出会う。通詞として常に側に控えるようになる。父・吉宗の決断で九代将軍に。身体が不自由で歩くのに足を引き摺り、漏れた尿を引きずって歩く跡を揶揄して呼ばれた名「まいまいつぶろ」、忠光は「不如意なお身体で、まいまいつぶろの如く、のろのろと、ですが大きな殻を見事、背負いきって歩かれました」と称え「どうぞご退隠なさってくださいませ」と。最終章、息子たちが父について語り合う。名作。読了日:04月24日 著者:村木 嵐
ジャッキーのいもうと (PICT.BOOK)ジャッキーのいもうと
【迷子のルルとロロ】2007年2月発行。ジャッキーがごきげんでおせんたくをしていると2枚のパジャマが歩き出す!ガールスカウトの訓練の途中ではぐれてしまったおちびさん。クッキーとミルクを出してあげるジャッキー。そのあと外でいたずらばかり。「ジャッキーかんにんぶくろのおがきれました」。泣いて眠ってしまうふたり。起こっていた気持ちがどこかへいってふたりのことがいとおしく、ほんとうの妹みたいに思えたジャッキー。後日手紙をもらう。おほしさまにむかっておねがいごと。それ、ひみつにする必要ある?【114】読了日:04月25日 
クロワッサン 2024年04/10号No.1114[印象チェンジ術。]クロワッサン 2024年04/10号No.1114[印象チェンジ術。]
小林聡美さんが表紙!そりゃ読むでしょう!「エッセイは誰も読まないことを前提に書いている」っておもしろい。村井理子さんの「私がいちばん大事」というエッセイもいい。「本を読んで、会いたくなって。」は恩田陸さんの「spring」。読む予定だけれどインタビューは読後に読みたいのでコピーする。
読了日:04月26日 
しりとりのだいすきなおうさま (チューリップえほんシリーズ)しりとりのだいすきなおうさま
【絵を読む絵本】2001年6月発行。しりとりのだいすきなおうさま、なんでもしろとりにならんでいないときがすまない。さてさて、絵を見てみて。答えは書いていないのでお読者が言ってみよう。夕食の時間、料理をしりとりの順番に出さないといけないからけらいたちはびくびく、おおいそがし。最後はプリンで終わらせないといけないし。その前に「ラーメン」で終わってしまったし。次の朝、けらいたちは「トマトはいかがでしょう」次は「トースト」次はまた「トマト」そして…!けらいたちのうれしそうな顔!裏表紙にひとあんしん。【115】
読了日:04月26日 
恋の絵本 (4) こはるとちはる恋の絵本 (4) こはるとちはる【おとなになったとき、いちばんのひとがわかればいいよね】2020年2月発行。白石一文×北澤平祐×瀧井朝世。こはるという名の女の子の視点で描かれる好きなもの。ちはるちゃんとは趣味が合う。席替えでちはるちゃんはうれしそう。「りょうまくんのうしろのせきになったから」。「やっぱり。そうだったんだ。ちはるちゃんも」。こはるちゃんの心情を写すように髪の色が薄くなっている。でもそこから発想の転換が。これは凄いね。通学路の花、まわりの友達たちの描き方、そしてなにより白いいぬとねこが飛び交う空間がすてき。【116】
読了日:04月26日 
オオカミ王ロボ (あべ弘士のシートン動物記)オオカミ王ロボ (あべ弘士のシートン動物記)
【素晴らしい!】2020年7月発行。子どもの頃に読んだシートン動物記。あべ弘士さんの文と絵で再会できた喜び!文章はわかりやすく、かつ沁み込んでいく。絵はいわずもがな。【117】読了日:04月26日
おおきくてもちいさくても…おおきくてもちいさくても…
(再読18)1979年3月発行。再読と気づかず読む。前回読んだのはヨガをはじめる前だったけれど「他者と比べない」というのはヨガの教えでわたしがとても好きなこと。【118】

読了日:04月26日 著者:エリザベス ボルヒェルス
花見じゃ そうべえ (童心社の絵本)花見じゃ そうべえ
【そうべえシリーズ最新刊】2024年2月発行。歯医者が「はぬきし」として「さあて、おたちあい!」とまるたんぼうに打ち込んだ五寸釘を抜いて見せる。わしのむし歯も抜いてくだされという人の歯を「ぎょうさんいっぺんにぬけてしもたよ……。」追いかけられ松の木に上ったら、そこでかるわざしのそうべえが綱渡りの最中で落ちてしまう。ちくあん先生のとこへ連れていかれ、みんなまとめてやまぶしのほらをふっかいが吉野のお山できびしい修行をさしてやる、と連れていき…。その後はわちゃわちゃ。くまも登場、花見で大団円。【119】
読了日:04月27日 著者:たじま ゆきひこ
10にんのせんにん10にんのせんにん
【佐々木マキさん大好き!】2019年12月発行。山のてっぺんに住む「せんにん」。ふしぎなじゅつをつかうおじいさん。立木のポーズをしているよ。ゆうびんやさんがたおれているのをみつける。ゆうびんやさんを登場させるの、マキさんはお好きね。残っている郵便を配達するため「分身の術」を使って「せんにんのそっくりさんが、ずらっと9人、あらわれたよ」。そうして無事配達、と思ったら1通残っていた。男の子がその宛先はよく知っていると連れて行ってくれる。「ほら、ぼくだよ」というオチと、手紙の内容がかわいい。【120】読了日:04月27日 著者:佐々木マキ
うたう (単行本文芸フィクション)うたう
【VGBDからSATBへ】2024年2月発行。小野寺史宜さん最新作。あぁ、いい話だったという読後感。いい。(←真似てみました)「うたう」の歌う/謡う/唱う/謳うの意味にプラスして最初は「うたわない」。大学でバンドを組んだ4人のエピソード。堀内知哉とカレーの好みが一緒で結婚した里奈のカップルがいい。絹枝の決断と誘い。「小倉琴恵の本」が出てきた!
読了日:04月27日 著者:小野寺史宜
小説すばる 2024年3月号小説すばる 2024年3月号
黒川博行「凶花」あの縁なし眼鏡の疫病神登場。啓ちゃんとのかけあいがほんとおもろいわ。窪美澄「給水塔から見た虹は」さすが、ぐいぐい引き込まれて読んだ。「分断の世に放つ、祈りの青春小説」。今後も楽しみ。読了日:04月30日

 

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