読書メーター
に記録している読んだ本を1か月分まとめました。
1月の読書は…
大きな驚きと悲しみで始まった2024年。お正月はのんびり過ごしていたものの、その後諸々変化があり、なかなか本も読めない状況に。まぁそんなときもあるか。そんなこんなの1か月の記録です。
どこか遠くの話をしよう 上
（再読1）2017年3月発行。ものの声が聞けるチロ、口のきけないおばあちゃん。そこへ記憶を失いことばの通じない男性が。プラティーノと名付け、彼の持ち物から話を聞く。少しずつ戻る記憶。涙。チロがものから「話をしよう」と言われたのは父親を失ってから。
読了日：01月01日 著者：須藤 真澄
どこか遠くの話をしよう 下
（再読2）2018年1月発行。未来から来たプラティーノが思い出した記憶。チロとおばあちゃんに訪れた変化、たくさん咲いているひまわり。
読了日：01月01日 著者：須藤 真澄
ノコギリザメのなみだ
【新装版】1999年5月初版、2023年6月発行。ノコギリザメのオジイサが「まいった まいった」。エビが「なにがまいったの？」「ノコギリが ボロボロなのよ」。うみのおばけがノコギリの代わりにいろんなものをつけてくれるけれど、オジイサンは涙を流す。「なみだは、しずかに ながれていったよ。」この繰り返し。なんか味があるのよねぇなんて思っていたらちゃんと意味があった！海の色あいがすてき。一見雑に見える絵も、じつはちゃんとしている。たとえばエビのたたずまいとか、見返しの線（波）とか。長新太さん、おそるべし。【1】
読了日：01月01日 著者：長新太
スヌーピーのしあわせはあったかい子犬
（再読3）ふちどりもある絵がとてもいい。「しあわせ」はなんだろう？読む時々に考えてみるのもいい。
読了日：01月01日 著者：チャールズ M シュルツ
どこ どこ いってた？
【WHERE HAVE YOU BEEN？】2023年4月発行。マーガレット・ワイズ・ブラウンの作品を齋藤槙さんが訳し絵にした。小型本なのはこの作品にぴったりだ。ねずみとからすがとてもいい。想像の世界がぐんと広がる。【2】
読了日：01月02日 著者：
呪いのまぼろし美容院 (ナツカのおばけ事件簿)
【すてきな美容院で・自動車メーカーのテストコースで】2011年2月発行。ナツカのママからの依頼。指5本で「五百万」！ファッションモデルが惹かれて入った美容院の怪。「素敵な髪形」がなんと！ドアップの怖い顔とキラキラきれいな雰囲気の描き分けが凄いかたおかまなみさん。見事。モノには感謝しないとね。パパの短い髪はいい。豊日自動車工業の社長の依頼は東神グループ会長の紹介で。テストコースに出てくる老婆「百キロばばあ」。正体はわからずとも解決する。なるほど！残高7,681,439円【3】
読了日：01月02日 著者：斉藤洋
日曜劇場 VIVANT(下)
【福澤監督インタビュー収録】2023年9月発行。上巻を読んだのが10月。ようやく予約の順番がまわってきた。TV再放送の時期にぶつかりラッキーだった。福澤克雄監督「物語の構想はまだまだ頭の中にたっぷりある」とのこと。楽しみ！
読了日：01月03日 著者：福澤 克雄
目であるく、かたちをきく、さわってみる。
【みることがもたらすもの】2011年8月発行。かのマーシャ・ブラウンによる写真と詩のような文。それをかの谷川俊太郎が訳す。こんな贅沢な本があるだろうか。クリーム色のページも雰囲気にマッチしてとてもすてき。
読了日：01月07日 著者：マーシャ・ブラウン(文と写真)
うまれたよ! モンシロチョウ (よみきかせ いきものしゃしんえほん1)
【いのちって美しくてふしぎ】2011年3月発行。このシリーズが図書館で大人気なのでちゃんと読んでみようと借りてくる。2010年5月～6月に長野県で観察した記録。たまこがら出てきた幼虫、はじめての食事はたまごのから。3日目皮を脱ぐ。皮は頭のからだけ残してたいらげる。さなぎになって7日目でモンシロチョウに。【4】
読了日：01月07日 著者：小杉 みのり
機関車トービーのかつやく 汽車のえほん 7
【トービー＆ヘンリエッタ、局長とトーマスに出会う】1974年4月発行。路面機関車のトービーと客車のヘンリエッタが走る路面の線がなくなり、ふとっちょのきょくちょうが呼び寄せる。トーマスとおまわりさんのトラブル解決。赤いジェームス、またしても事故。一日中寝たきりのキンドリー夫人、窓からトーマスたちに手を振る。雨の日、キンドリーさんの窓から赤いはたのようなものが下がっていて…。最後はすてきなクリスマス。【5】
読了日：01月08日
三島屋変調百物語 2
【凶宅・邪恋】2024年1月発行。予約して待っていた2巻目。前巻からの続きとおちかが三島屋に来る前の出来事。
読了日：01月08日 著者：宮本 福助
ぶたぶた図書館
【16作目】2012年12月発行。図書館で「ぬいぐるみおとまり会」の開催を巡る連作短編集。#ぶたぶた は図書館業界で「本好きのぬいぐるみがいる」と（都市）伝説になっている。今回は図書館での「ぬいぐるみおとまり会」の被写体に。74ページでようやく登場。おとまり会開催を巡り、図書館大好きな中学生の麦谷雪音、図書館司書の三宅寿美子、撮影のボランティアを申し出た元カメラマンの間宮秀（弟を失っている）。動いてしゃべるぬいぐるみ、『こんとあき』のこんだ！と思う雪音。寿美子の姪の美帆、母の彩子のとまどい。
読了日：01月08日 著者：矢崎 存美
三島屋変調百物語 1
（再読4）再読。
読了日：01月09日 著者：宮本 福助
ままねこ こねこ (こどものとも0.1.2.2023年11月号)
【ままとこの行動】どいかや さく。やさしい筆致と白いページに映えているねこたち。ままねことまったく同じ行動をするんだけど様子はやっぱりちがうんだよね。最後は寝ている姿。【6】
読了日：01月09日 著者：どい かや
桃井的ことば
【生きてる最期の恐竜・桃井かおり】2023年11月発行。中学生の頃（かれこれ40年以上前）から憧れの存在だった桃井さん。なんという文字！短文が響く。楽しい！元気出る！
読了日：01月09日 著者：桃井 かおり
はしれー (こどものとも0.1.2.2023年12月号)
【躍動！熱気！】きくちちきさんの描く絵は力強くいきいきとしているけれど、それが「走る」という行為で爆発している。そうそう、こどもってこんなふうに走るよね、と納得しちゃう。動物たちもどんどんやってきて楽しそう。はちゃめちゃなようでちゃんと理にかなっている作品。読んだらはしりたくなるよ～！【7】
読了日：01月09日 著者：きくち ちき
きになるともだち
【9作目・オオカミ×ヤマネ・おつきみ】2008年10月発行。ヤマネ（あだなはねむりひめ）に出会ったオオカミの様子がへん。キツネは心配でオオカミから目が離せなくなる。ヘビが「こいでございますよ」「そのひとのことが だれよりも きになる きもちでございますよ。」キツネ「こいって……。こころが へんに なっちゃうのか……」。ヤマネもいっしょにおつきみ。ミミズクのじいさん「よくよく ねむるこだねえ」【8】
読了日：01月11日
翼の時間
【絵で語る絵本】1995年11月発行。父さんに連れられて図書館へ行った少女。高い天井の洋館で起きた出来事。本が持っている翼が少女を空へと導く。「翼の時間（とき）」。父さんと帰る少女の手には羽が一本。夢ではなかった。【9】
読了日：01月13日 著者：東 逸子
大きな機関車ゴードン 汽車のえほん 8
【ゴードン（4）堀にハマる】1974年4月発行。臨時列車を引きたくての結果。ゴードンは貨車ばかり引くことになる。ジェームス（5）はゴードンに助けられる。トーマス（1）、アニーとクララベルに「ぶさほうよ、あたしたちはずかしいじゃないの」と言われる。「進入禁止きけん」という看板を無視して穴にうずまってしまう。トーマス、ゴードンにあややまり同盟を結ぶ。女王陛下のお召列車は誰が引く？ゴードン、ゴードンを引いたトーマス、先導したエドワード。女王陛下の姿は描かれず。【10】
読了日：01月14日
青い機関車エドワード 汽車のえほん 9
【年をとったエドワード（2）】1974年4月発行。エドワードの軸受けが擦り切れてがガチャンガチャンと音を立て、牧場の牝牛たちが驚いて突進、空の貨車の後半部分が脱線。その後ヘンリー（3）とゴードン（4）が子牛を探している牝牛に出くわし立往生。バスのバーティ、エドワード（2）の列車にお客を間に合わそうと急いで走る。お客も応援。エドワード「おいかけさせてごめんね」。スクラップ置き場にいた旧式の牽引車トレバーと出会う。ジェームズ（5）を助けたエドワード、擦り切れたところを直してもらう。【11】
読了日：01月14日
四だいの小さな機関車 汽車のえほん 10
1974年7月発行。修理中のエドワード（2）狭軌の機関車スカーロイときょうだいのリーニアスの思い出話を聞く。「はなしをきいてくれてありがとう、エドワード。おかげで元気が出たよ」。新しい機関車サー・ハンドルとピーター・ サム。客車の4台「家畜車」と言われて「よくも言ったわね」サー・ハンドル「礼儀知らずのうぬぼれや」と車庫にとじこめられる。ピーター・サムは「おじょうさんがた」「ぼくのだいじな客車さん」と。スカーロイ、客車を「あんなことをするなんて、ぼくはほんとうにはずかしい」。スカーロイ「やるとも」。【12】
読了日：01月14日
ともだちごっこ
【10作目・テン×キツネ】2010年3月発行。テンの笛に魅せられたキツネ。テンは笛を聞かせてあげるかわりにオオカミと三日会わないで過ごせる？と交換条件を。表紙のキツネはテンが作った「王子様の冠」をかぶっている。約束を破られたオオカミはキツネは病気なのだと思い込み「しなないでくれー。キツネー」。キツネはオオカミの悪口を言うテンに我慢ならず「ともだちごっこはもういやだ！」。オオカミとキツネは再会。歌にあわせて笛が聞こえてくる。オオカミ「おれともともだちになりたいのかなあ？」きまぐれなおじょうちゃん。【13】
読了日：01月14日
よろしくともだち
【11作目】2012年5月発行。仲間にいれてほしいコダヌキ。丘の上からもう3日も見下ろしているオオカミがこわい。オオカミ、読んだ本によれば「つよいものほど やさしい」。鏡の前で「にーっ」と練習。コダヌキの後ろからオオカミ。「たすけてー」と逃げられベッドでちょっと涙。家に閉じこもってコダヌキへの手紙。その大きな手紙にくるまって朝を迎えたオオカミ、キツネ、コダヌキ。目覚めて「よろしく ともだち」♪【14】
読了日：01月14日
いつだって ともだち
【12作目・誕生日】2018年3月発行。オオカミの様子がへん、とキツネ。おおいびき、はらっばで穴を掘る。何かを隠してる！イノシシもヘビもクマも、森じゅうのみんながなんかへん。その日の夜、テンにひっぱられてやってきたキツネ。「ようこそ、ほしぞらホールへ」。いちばんのともだちとおおげんかして誕生日を忘れていたキツネ。テンが笛をふきはじめ、オオカミがびっくりしたことに、ほかのみんなの演奏。テンのお手柄。【15】
読了日：01月14日
さよなら ともだち
【13作目・思い出話 さよならはであいのはじまり】2018年3月発行。キツネの過去の話。キツネやまにいてりっぱなおとなになるため降りてきた。オオカミもオオカミやまにいて…。さびしくて さびしくて なにかをはじめないでは いられなかったから「ともだちや」をはじめた。であえたあのひが、うれしくて うれしくて。裏表紙、花火をみつめるオオカミとキツネ。【16】
読了日：01月14日
みつばの郵便屋さん 幸せの公園
【心優しいポストマン、配達員十年め】2017年10月発行。新しい局長がやってきた。季節外れのかもめ～る、あて名は「四葉 益子先生」とだけ。平本秋宏、突き止め届ける。セトッチと百波の親友未佳さんの結婚、結婚披露パーティで春行のメッセージ動画のサプライズ。塾が差し出した模試の結果が届かない。またまた片岡泉登場。早坂くんの異動、送別会で涙。ワフ！と挨拶してくれていた民子さんの犬のペロ亡くなる。民子さん転出。映画『カリソメのものたち』で百波助演女優賞。局長の娘、秋宏のサイン欲しがる。遠山さん結婚。奇蹟の公園。
読了日：01月15日 著者：小野寺 史宜
あら、ぶうこちゃん
【表紙＋5コマ】1999年8月発行。ぶうこちゃん「レストランへいく」「はな」「どうぶつえんへいく」「こいぬ」「おやすみなさい」の6作。寝る前のひとときに。【17】
読了日：01月16日 著者：高畠 純
うろんな客
【The Doubtful Guest】2000年11月発行。『ぶたぶた図書館』に出てきたので読んでみる。タイトルだけ知っていた本。短歌調の文章が素晴らしい。巻末に散文バージョンもあり。訳者の柴田元幸氏による解説も。【18】
読了日：01月17日 著者：エドワード ゴーリー
魔界ドールハウス―ナツカのおばけ事件簿10
【ドイツ人家族の娘が行方不明・縁結びの教会】2012年1月発行。ドール同類パーティ！参加者をよく見ていると楽しい。マンションの管理費は五千円から一万円に。いままで安すぎたからねえ、とナツカ。人命救助、ナツカが根性をきめて突進。以前も登場したモデルの白川セイラはナツカと友達。ジャーマン・シェパードのジークフリート、年とったねずみの牧師を追い払う。結婚式のまねごとをさせるのが趣味。残高7,576,314円【19】
読了日：01月17日 著者：斉藤 洋
ちびっこ機関車パーシー 汽車のえほん 11
【パーシー（6）×ダック×ハロルド】1974年6月発行。タンク機関車パーシーはおどけもの。うぬぼれやのジェームズ（5）をかつぐ。信号機のことで仕返しされた。トーマスの駅に新しいみなとを作るのを手伝ってほしいとふとっちょの局長に言われる。新しい機関車はモンタギュー（ダック）。ダックとパーシー、ヘンリー（3）とゴードン（4）を通せんぼ。ヘリコプターのハロルドの助けを借りて洪水にもかかわらず、子どもたちを運ぶ約束を果たす。【20】
読了日：01月17日
たぬきむかし
【阿波野のたぬき化かし話】1969年1月発行。ひとのいいので評判のごさくどんと、ろくべえたぬきの化かし化かされ話。最後のろくべえだぬきはしてやられたってこと？ごさくどんは何もしていないけど。吉沢和夫氏による解説によると「まこと、民話の世界は生きていたのである」。わたしも「そんなことあるわけない」というより「民話の世界は生きている」という考えが好き。ほんとにあったと思うとわくわくさと怖さとを同時に感じる。【21】
読了日：01月17日 著者：吉沢 和夫
おかあさんの扉12 まさかのお受験
2023年3月発行。もはや遠い親戚のような感覚の吉田家。あーちゃん、卒業＆入学おめでとう！吉田さん、お弁当作りの夢まで見ての奮闘。IH炊飯器のおかげで心の負担、軽減。還暦おめでとうございます。
読了日：01月18日 著者：伊藤 理佐
す ば る 2023年11月号
江國香織「外の世界の話を聞かせて」真美子の両親、インドネシアから最後の帰国だからいろいろ見ておきたい。音楽室にいる陽日を訪れた渡辺さん（夏）。その友人アイちゃん、カトリと4人、犬カフェに行くことに。すばる文学賞受賞作「みどりいせき」は単行本になったら読む。選評、受賞者大田ステファニー歓人さんのことば。インタビューを新聞で読んだ図書館利用者さんから問い合わせあり。
読了日：01月18日
うまれたよ! オタマジャクシ (よみきかせ いきものしゃしんえほん2)
【ヒキガエルの卵の観察】2011年3月発行。卵はアサガオの種よりも小さい（そんなに！）。形が変化していく。 おたまじゃくしが泳げるようになってから一か月、しっぽの付け根に小さなでっぱりがでてきて少しずつ伸びていく。前足を出そうと反対の前足をつっぱる様子までカメラがとらえている。巻末はヒキガエルのくらしの解説。カエルになったばかりの時は1センチ。6か月で6倍、2年から3年かけてさらに倍。【22】
読了日：01月18日 著者：小杉 みのり
憩う言葉
（再読5）2011年5月発行。初読から12年、より響く。
読了日：01月21日 著者：杉浦 日向子
粋に暮らす言葉
（再読6）2011年5月発行。初読以降、江戸に関する本やドラマなどに接し、日向子さんのいうことがなんとなくわかるようになったような。「死ぬまで生きるのだ」その通り！
読了日：01月21日 著者：杉浦 日向子
平尾誠二 名言録 人を動かす120の言葉
【動かされた！】2019年9月発行。『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』を読んだのが12月、録画していたドラマを見てこちらも読む。ラグビーについてはよくわからかったけれど、とてもクリエイティブでおもしろいスポーツなのだと平尾さんの発言から少しだけわかったような気がする。ほんの少しだけ。「関西弁は浸透度が違う」とはなるほど。「失敗したら、しゃーない。取り返せばいい。」というページは見えるところに貼っておこう。ありがとう、平尾さん。取り返すよ。
読了日：01月22日 著者：平尾 誠二
小泉今日子: そして、今日のわたし (別冊太陽)
【驚愕→納得。別冊太陽に登場するとは！】2023年11月発行。厚木市三田での写真、いつか久世さんに会える日が来るような気がしていた。朋子さん「センセイの鞄」が一番好き。olive、ananに登場したキョンキョン、向田邦子ドラマベスト3は「冬の運動会」「家族熱」「阿修羅のごとく」。音楽プロデューサー田村充義「まっ赤な女の子」がターニングポイント「Betty」はすべて筒美京平作曲。大島弓子には会わないでおきたい、「人を楽しませたいし、幸せにしたいし、そして守りたい」。コイズミさん、万歳！
読了日：01月24日
不機嫌な英語たち
【140pまで】2023年9月発行。図書館の利用者さん返却本。引き込まれて読むも時間の関係で途中まで。後日読む。図書館分類的にはフィクション。
読了日：01月28日 著者：吉原真里
しげちゃんのはつこい
【恋について考えてみませんか？】2021年3月発行。しげちゃんがシリーズ化していたとは知らなかった。転校生の佐枝一郎君「サエちゃん」の話。サエちゃんの表情、毎日2ページの自由勉強ノートのエピソードがいい。ラスト、まだ別れや恋がわからないまでも目からポトポトなみだがこぼれてきたしげちゃん。室井滋さんのあとがき。どれも好きだ。【23】
読了日：01月28日 著者：室井滋
あふれた まち
【動物たちのまちが！】2023年9月発行。いつもとおなじ夏の日、まちがちょっぴり「…みずびたし！」あわてず騒がずいつもの生活を続ける住民（動物）たち。原因はちゃんと？うわさになっている（どこかのカバがじゃぐちをしめわすれたらしい）。言いたいことは最後の一文に集約されている。スペイン生まれ、イギリスを拠点に活動するイラストレーター、マリアホ・イルストゥラホの作品。【24】
読了日：01月30日
食っちゃ寝て書いて
【作家と編集者】2023年12月文庫化、2020年5月単行本発行。作家の横尾成吾、この名前はチェックしていた。どこでだったっけ？と思ったら『まち』で。その作家（50）と出版社カジカワの編集者、井草菜種（30）←あらすじを読んで女性と思ったら男性、このふたりが交互に一人称で仕事と日々の暮らしを語る。もちろん他にもたくさんの登場人物がいるが、横尾さんの住んでいるのが蜜葉市のカーサみつば、上の階には翻訳家の三好さん！あの！布団を干してゲリラ豪雨、そのときの心理、その後の展開に声に出して笑った。
読了日：01月30日 著者：小野寺 史宜
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