凪良ゆう『星を編む』より─ 人間関係 誰もが理解と尊重の上で垣根のない人間関係を紡げればいいが、それは容易ではない。だから世界は争いが絶えない。わかり合えない苦しみが憎悪に転じるくらいなら、見ないふりで距離をとったほうが互いに楽だし平和だろう。そうして世界は美しくひんやりとしたモザイク状に分かれていく。 (「春に翔ぶ」 29p) 星を編む 2023年11月 講談社発行 ブログテーマ一覧はこちらです clickしていただけると励みになります